「18以上」と「18より大きい」で、テストする値は変わる。
条件を入れるだけで、境界値と同値クラスの表になります。
入力チェックのテストで見るべき値は、だいたい決まっています。下限と上限のちょうど、その1つ手前と1つ先、範囲の中と外の代表値。それでも毎回手で書くと、「以上」と「より大きい」を取りちがえたり、全角数字の扱いを決めないままテストが始まったりします。このツールは条件から境界値分析(2値・3値)と同値分割のテストケースを作り、数直線で有効と無効の切れ目を見せます。すべてブラウザ内で計算しています。
| No | 項目 | 分類 | 値 | 観点 | 期待結果 |
|---|
仕様書の「18歳以上」は、実装では age >= 18 になります。ここを age > 18 と書いてしまうと、18歳ちょうどの人だけが登録できません。17歳と30歳で試しても、どちらの実装でも同じ結果になるので、このミスは見つかりません。境界値のテストは、境目ちょうどの値を入れて初めて意味を持ちます。
もうひとつ多いのが、仕様で決めていない値です。全角の「18」を入れたら受け付けるのか。「 18 」のように空白が付いていたら。0.05 刻みの欄に 0.051 を入れたら丸めるのか弾くのか。これは実装のバグというより、決めていないことが画面に出ているだけです。このツールはそういう値の期待結果を「要確認」として出し、テストの前に決めるべきことの一覧として使えるようにしています。
考え方の整理は テスト技法カタログ、練習問題は テスト技法ドリル にあります。日付の境界は 意地悪な日付ジェネレーター、ファイルの容量や画像サイズの境界は ダミーファイル生成ツールの境界値セット で、実際のデータを作れます。
技法の考え方は テスト技法カタログ、組み合わせのテストは ペアワイズ生成器、入力欄を壊しにいく値は 意地悪テストデータ生成器、日付の境界は 意地悪な日付ジェネレーター をどうぞ。